メーラどうすべ
私の場合、Puppy Linuxはおうちの古いマシンで使うのではなく、USBメモリに入れて持ち歩くサイズの小さなディストリビューションとして使用しています。
このため、マシンによっては保存した環境が使えない事があります。
eclipse等使うアプリはsfsファイル作ったので普段は問題ないんだけど、メールは再設定が発生すると結構面倒です。
そこで、メールのデータを/mnt/homeに入れることにしました。
まずは/mnt/homeにデータ保存用のディレクトリrootを作成しました。
eclipseのworkspaceなどもこのディレクトリに作成しています。
今のところメーラはsylpheedを使っています。
まずはローカルのメールを保存するディレクトリ、/mnt/home/root/Mailを作成。
sylpheedのpetをインストールし、起動したときの保存ディレクトリは、このディレクトリに向けます。
ふつうにsylpheedの設定してメールを読みます。
使い終わったら、環境ファイルを移動です。
sylpheedの環境ファイルは.sylpheed-2.0ディレクトリにありますので、これを/mnt/home/rootに移動して、替わりにシンボリックリンクを張っておきます。
#mv .sylpheed-2.0 /mnt/home/root/
#ln -s /mnt/home/root/.sylpheed-2.0 .sylpheed-2.0
以後、pup_save.2fsを作り直す度にpetを入れ直し、.sylpheed-2.0のシンボリックリンクを張り直すわけですが、受信したデータはそのまま使えるのでそう大きな手間ではないということで…
SeaMonkeyも.mozillaを移動すれば同じ事はできますが、こちらはブラウザのキャッシュがあるんで、あまり頻繁にUSBメモリの読み書きをするのも良くなかろうということでやっていません。